2025.05.19
【緊急注意】DENYOディーゼル発電機の推奨エンジンオイルは「DH‑1」だけ!発電くん!!
最終更新日:2025.05.19
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【緊急注意】DENYOディーゼル発電機の
推奨エンジンオイルは「DH‑1」だけ!

「教えて発電くん!」シリーズへようこそ。今回はDENYOからの緊急通達をもとに、DH‑1 と DH‑2 の違いと 保証対象外にならないためのポイントを解説します。※2025年5月現在
JASO 規格「DH‑1」と「DH‑2」の違い
- DH‑1:DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)非装着エンジン向け。清浄分散性を重視。
参考:ENEOS 技術資料 - DH‑2:DPF装着エンジン向け。灰分・リン・硫黄を低減し触媒を保護。
参考:ENEOS 技術資料
DENYO 発電機での推奨オイル
DENYO公式FAQでは「API分類 CF‑4 以上 または JASO DH‑1(SAE 10W‑30)を推奨」と明記されています。 [DENYO FAQ]
さらに 2025 年 4 月付サービスレター No. 25‑04‑DH にて 「DH‑2 を使用した場合は保証対象外」と販売店へ通達されています(社内向け資料)。
なぜ「DH‑2」は避けるべき?
DH‑2 は低灰分処方で DPF を保護する一方、DPF非装着エンジンでは潤滑膜不足や ピストンリング部のデポジット増大を招き、出力低下・早期故障の原因となる恐れがあります。
安全に使うための 3 つのチェックリスト
- オイル缶ラベルで「JASO DH‑1」を確認
- 500 時間または年 1 回を目安にオイル交換
- 交換後は油量・油圧を始動確認し、漏れがないか点検
よくある質問(FAQ)
Q1. DH‑1 規格の具体的な粘度は?
A. 10W‑30 か 15W‑40 が一般的です。必ず取扱説明書を確認しましょう。
Q2. ヤンマー・いすゞ エンジンの場合は?
A. 各社とも独自指定があります。必ずメーカー指定の粘度・規格を確認し、混用しないでください。
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