2025.07.15
非常用発電機の燃料保管ルールを簡単解説!消防法&自治体条例を簡単チェック|発電機.jp
最終更新日:2025.07.15
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教えて発電くん!
非常用発電機の燃料はどこまで置ける?
― 消防法&自治体条例を3ステップで確認 ―
今回は内発協ニュース「自家発入門㊶」(NEGA特集号 2025-05-26)からの情報をもとにまとめたよ!
こんにちは、発電くんだよ!
非常用発電機を長時間(24時間以上)使うためには燃料を多く保管する必要があるけど、燃料は危険物だから「どこに・どれだけ置けるか」が法律や条例で決まっているんだ。
今日はそのルールを簡単に解説するよ!
ステップ | 内容 |
---|---|
① 国のルール (消防法・建築基準法) |
危険物の種類や置く場所ごとに「指定数量の◯倍まで」という制限がある。 |
② 市区町村条例 | 東京都・名古屋市・大阪市など地域でさらに細かいルールが追加されている。 |
③ 設置プラン検討 | 上限を超えそうなら複数台に分けたり、間隔を空けたり工夫して対応できる。 |
❶ 国の決まり(消防法)
軽油や重油は消防法で「第4類危険物」に指定され、発電機の設置場所で貯蔵量が決まっているよ。
設置場所 | 指定数量の倍率 |
---|---|
建物内(屋内タンクや地下タンク含む) | 30倍未満 |
建物の屋上 | 10倍未満 |
❷ 市区町村ごとの具体例
地域によってさらに詳しくルールが決まっているよ。
自治体 | 計算ルール |
---|---|
東京都 | 24時間連続運転する想定で計算 |
名古屋市 | 実際に使う量で計算(潤滑油も含む) |
大阪市 | 2時間運転の消費量とタンク容量の大きい方で計算 |
【現場レポート】
「屋上に大きな発電機1台だとNGだったけど、2台に分けて間隔を3m以上取ったら許可が出たよ!」
― 現場監督 イワサキさん
❸ 消防署に相談して最適プランを
発電機を設置する前に必ず消防署に申請して許可をもらおう。図面や燃料量をまとめて相談すれば安心!
まとめ
- 設置前には必ず所轄の消防署へ最終確認を。
- 国のルールを基本に自治体ルールを確認。
- 設置場所や台数を工夫して規制クリア。
- 迷ったら消防署にGO!← 消防署員の方がやさしくおしえてくれるよ!
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