教えて発電くん!「電圧降下の豆知識」
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教えて発電くん!「電圧降下の豆知識」
※ 本記事の内容・法令・規格情報は 2025年8月22日(JST)時点の情報に基づいています。
こんにちは!今日は建設現場やイベント現場でよく聞かれる「電圧降下」について解説するよ。
「ケーブルが長くなると電圧が下がる」という現象、意外と軽視されがちなんだ。
◆ 電圧降下ってなに?
電気はケーブルを流れるときに抵抗によって少しずつ力を失います。
例えば、発電機で100Vを出していても、50m先の機械に届く頃には95V程度に下がってしまうことがあります。
さらにケーブルが細すぎたり長すぎたりすると、極端な場合には85Vしか残っていないなんてことも。
これが「電圧降下」だよ。
◆ なぜ問題になるの?
- モーター機器 → 始動できない/過電流でブレーカーが落ちる
- 照明機器 → 明るさが落ちる/点滅する
- 精密機器 → 誤作動や故障のリスク
特にモーターやポンプなど、始動時に大きな電流(突入電流)を必要とする機械は、電圧降下にとても弱いんだ。
電圧が下がると十分な始動トルクが得られず、「回り始めない」「途中で止まる」といったトラブルにつながるんだよ。
◆ 電圧が下がると電流が増える!?
一方で、運転中の電気機器は「必要な電力」を確保しようとするため、電圧が下がると電流が増えるという現象が起きる。
電気の基本式は P = V × I(電力=電圧×電流)。
例えばポンプが2,000W必要な場合、200Vなら10Aで足りるけど、電圧が180Vまで下がると…
2,000W ÷ 180V ≒ 11.1Aとなり、余計に電流が流れるんだ。
その結果、ケーブルが熱を持ったり、ブレーカーが落ちやすくなったり、機械の寿命を縮める原因になるよ。
電圧が下がるイメージ図
◆ 発電くんの現場レポート
ある建設現場で100m先のポンプに200Vを供給。ところが動かない!
調べてみると、ケーブルが細すぎて電圧が180Vまで低下。しかも電流が増えてケーブルが熱を持っていたんだ。
太いケーブルに交換したら一発解決!「電圧降下対策って大事だな~」と実感したよ。
◆ 法令・規格上の目安と発電機の実務
日本産業規格のJIS C 60038は「標準電圧(100V/200Vなど)」を定める規格。一方、電気事業法施行規則 第38条では、配電事業者が供給する電気の電圧について、100V系は101Vの±6V、200V系は202Vの±20Vの範囲内に維持するよう努めることが示されているよ(いずれも受電点での基準)。
ただし、現場ではケーブルの電圧降下や発電機の電圧変動が重なるため、負荷端子で±5%以内に収めるのを目標にすると安心なんだ。
◆ 電圧降下を防ぐポイント
- ケーブルはできるだけ短く・太く使う
- 負荷の大きい機械は発電機の近くに配置する
- 発電機の電圧調整(AVR機能)を正しく設定する
- 突入電流を考えて発電機容量は1.5~3倍の余裕を持たせる
つまり、「商用供給(受電点)は101V±6V/202V±20V、現場の負荷端子は±5%目標」と覚えておくと安全だよ!
◆ 計算はツールにおまかせ!
「ケーブルサイズってどう計算するの?」とよく聞かれるけど、安心して!
ケーブル選定ツールを使えば、現場条件を入力するだけで最適なサイズを教えてくれるよ。
ぜひ活用してみてね!
⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。
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