教えて発電くん!発電機の現場事件簿#001「ブレーカーが落ちる」事件(過負荷だけじゃない)
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教えて発電くん!発電機の現場事件簿#001「ブレーカーが落ちる」事件(過負荷だけじゃない)
(情報整理:2026年1月時点)
「開始直後に落ちる」「特定の機器で落ちる」――その“落ち方”には、原因のヒントがあります。
この回は、現場で多い 突入電流/漏電/延長コードの発熱(電圧降下)/発電機側容量不足 を、 安全第一で切り分け → 解決まで、発電くんが案内します。
発電くん:
「“落ちた=過負荷”って決めつけないで!どれが落ちた? いつ落ちた? 何を入れた?で、原因はかなり絞れるよ」
✅ 工場のBCP対策:災害・停電の前に「発電機レンタルの事前協議(優先手配に向けた段取り)」をしませんか?
緊急時は手配が集中し、発電機だけでなくケーブル/分電/燃料まで含めた準備が遅れがちです。
平時に必要容量・設置条件・稼働時間(燃料運用)を整理して、復旧を早める体制を一緒に作ります。
※フォーム冒頭に「BCP事前協議」または「緊急/災害」と記載し、拠点(市区町村)・想定稼働時間・重要負荷(分かる範囲)を添えてください。
現場レポート:開始直後に“バチン”【発電くん出動】
作業員:「エンジンかけて、いつも通りスイッチを入れた瞬間…落ちました!」
発電くん:「OK。まずは“落ちたのがどれか”確認しよう。そこが最短ルート!」
作業員:「発電機のブレーカー? それとも漏電のやつ…?」
なぜ“いつも通り”なのに突然落ちる?
同じ機器でも、現場では条件が1つ変わるだけでブレーカーが落ちます。原因は「機械そのもの」より、配線・投入順・環境にあることがよくあります。
- 延長コードが長い/細い/コードリールを巻いたまま → 電圧降下+発熱で起動が重くなる
- 同時に入っていた負荷が増えた(照明・ヒーター・別機械など) → 余裕が消える
- 雨・結露・泥・劣化(プラグの緩み、接触不良) → 漏電遮断器や過電流が動きやすくなる
だから発電くんは、まず「どれが落ちた?」「いつ落ちた?」から切り分けます。
STEP0:安全の約束(ここだけは絶対)
- 配線の敷設・修理・改造などの“電気工事”は有資格者領域。無理に触らない。
- 再投入を繰り返さない(原因未特定での“何度もON”は危険)。
- 雨天・水気・濡れた地面はリスク増。無理に続けず、設置変更・養生・点検を優先。
STEP1:まず「どれが落ちた?」で原因を絞る
チェック:落ちたのは次のどれ?
- 発電機本体のブレーカー
- 分電盤(配線用遮断器など)
- 漏電遮断器(RCD/ELB)
STEP2:「いつ落ちた?」で“突入”か“漏電/配線”かが見える
- 起動直後/機器ON直後に落ちる → 突入電流、電圧降下(ケーブル要因)の疑い
- しばらく動いてから落ちる → ケーブル発熱、接触不良、負荷の積み上がり
- 雨・夜露・水たまり付近で落ちる → 漏電(または漏電遮断器動作)の疑い
STEP3:発電くん流「負荷の切り分け」(安全に原因機器を特定)
- いったんすべてOFFにする(慌てて同時投入しない)。
- 機器を1台ずつ接続してON(同時に入れると原因が見えない)。
- 「どの機器で落ちるか」を特定したら、その機器は安全確認の上で単独起動し、状況を確認(不安があれば有資格者へ)。
【転】今回の事件の真相:落ちたのは“コンプレッサー起動の瞬間”だった
現場の状況(よくある組み合わせ)
- 落ちるのは機器ONの瞬間(特定機器:モーター系)
- 延長はコードリールで、巻いたまま使っていた
- ケーブルがほんのり温かい(発熱の兆候)
発電くん:「これは突入電流+ケーブル要因(電圧降下・発熱)の合わせ技っぽいね!」
【結】解決:3手で“落ちない状態”へ
解決①:まずはコードリールを“全部出す”
コードリールを巻いたまま使うと、状況によっては発熱しやすくなります。
全部出して運用し、ケーブルが熱くなる・臭いがする場合は即停止して見直しします。
解決②:起動は“モーター系を先に1台だけ”
モーター系は起動時に電流が跳ねやすい(突入電流)。
そこで、モーター系を単独で起動 → 安定後に他負荷の順に変更。
解決③:ケーブルと回路を整理(分電で回路分け)
長距離・大電流は、ケーブルの条件次第で電圧が落ち、起動が長引いて過電流状態が続き、落ちやすくなります。
可能なら分電で回路を分ける/長距離は太めのケーブルを検討します。
※それでも落ちる場合は、始動時の突入に対して発電機容量(始動kVA)が不足している可能性があります。機種変更や回路構成も含めてご相談ください。
結果:起動時に落ちなくなり、安定運転へ。
発電くん:「“過負荷”と決めつけずに、切り分け → 突入対策 → ケーブル/配電で解決することが多いよ!」
注意:漏電遮断器が落ちるときは“続行しない”が基本
漏電が疑われる場合、再投入の繰り返しは危険です。
濡れ・泥・傷んだケーブル・機器不良などの可能性があるため、有資格者による点検(絶縁確認など)を推奨します。
現場→相談が早い「コピペ用メモ」
このままフォームに貼ると、解決が早いです:
・落ちたのは:発電機本体/分電盤/漏電遮断器(どれか) ・落ちるタイミング:起動直後/特定機器ON/運転後しばらく/雨天 ・落ちる機器:種類(モーター系/ヒーター系/電子機器)・台数 ・ケーブル:長さ、本数、コードリール有無、巻いたまま運用の有無 ・分電:あり/なし(回路分けしているか)
法令・公表資料(参考リンク)
⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。
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