教えて発電くん!発電機の現場事件簿#002「電圧が落ちて照明がチラつく」事件
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教えて発電くん!現場事件簿#002「電圧が落ちて照明がチラつく」事件
(情報整理:2026年1月時点)
夜間作業やイベントで「照明がチラつく」「明るさがフワフワする」――それ、発電機の不調だけじゃなく、 ケーブル条件や負荷の並べ方で起きる“現場あるある”です。
この回は、よくある原因 ケーブルが長すぎ・細すぎ/負荷バランス不良/回転ハンチング を 測定(どこで落ちる?)→ 電圧降下の考え方 → ケーブル見直し → 負荷の並べ替え の順で解決します。
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発電くん: 「チラつきは“原因が複合”しがち! まずはどこで電圧が落ちてるかを切り分けよう!」 |
✅ 工場のBCP対策:災害・停電の前に「発電機レンタルの事前協議(優先手配に向けた段取り)」をしませんか?
緊急時は手配が集中し、発電機だけでなくケーブル/分電/燃料まで含めた準備が遅れがちです。
平時に必要容量・設置条件・稼働時間(燃料運用)を整理して、復旧を早める体制を一緒に作ります。
※フォーム冒頭に「BCP事前協議」または「緊急/災害」と記載し、拠点(市区町村)・想定稼働時間・重要負荷(分かる範囲)を添えてください。
現場レポート:ライトが“パラパラ”チラつく…
作業員:「さっきから照明がチラついて、作業しづらいです…」
発電くん:「OK! まずは“発電機の出口で電圧が不安定なのか”、それとも“現場の先で電圧が落ちているのか”、切り分けよう!」
作業員:「え、発電機が悪いって決まってないんですか?」
STEP0:安全の約束(無理しない)
- 濡れた場所、破損ケーブル、焦げ臭いなどがある場合は即停止して点検を優先。
- 配線の敷設・修理など電気工事に当たる作業は有資格者領域。無理に行わない。
STEP1:まずテスター(電圧計)で測る(“どこで落ちてるか”を切り分け)
チラつき対応の最短ルートは、発電機の出口 → 分電(あれば) → 照明末端の順に、同じ条件で電圧を測って「落ちている場所」を特定することです。可能ならクランプメータ(電流計)で電流も把握すると、原因の当たりが付きやすくなります。
測定ポイント(目安)
- 発電機のコンセント(出口):ここで電圧(または周波数)が不安定/変動するなら、回転数の上下(ハンチング)・燃料系・調速(ガバナ)・AVRなど発電機側の可能性
- 分電盤(入力/出力):ここで急に落ちるなら、分電・接続部・端子の緩みや回路の取り回しが疑い
- 照明の末端(チラつく場所の直近):末端だけ低いなら、ケーブル長さ・太さ・継ぎ足しによる電圧降下が本命
できれば無負荷→負荷ONで比較し、さらに負荷を追加した瞬間の落ち方も確認します。全体が周期的にチラつく場合は、周波数(Hz)の変動も参考になります。
安全メモ:活線測定は感電リスクがあります。濡れ・破損・焦げ臭いなど異常があれば即停止。配線の加工・修理など電気工事に当たる作業は有資格者領域です。
STEP2:電圧降下の考え方(まず“落ちる場所”を疑う)
電圧降下はざっくり言うと、電線が長いほど/細いほど/流れる電流が大きいほど大きくなります。
つまり、遠くの照明だけチラつくなら「発電機が原因」というより、ケーブル条件がまず怪しいです。
発電くんメモ:チラつきの“ありがち分岐”
- 遠い照明ほどチラつく → ケーブル長い/細い、分岐が多い(電圧降下)
- 負荷を足した瞬間だけチラつく → 同時投入・突入・負荷の積み上がり
- 全部が周期的にチラつく → 回転数の上下(ハンチング)や出力不安定の疑い
STEP3:ケーブル見直し(長すぎ・細すぎを潰す)
(1)まず“長さ”を短くできないか
- 照明の電源位置を寄せる(発電機・分電を近づける)
- ムダな延長(余った区間)を減らす
- 延長の“継ぎ足し”を減らす(接触不良・抵抗増の原因になりやすい)
(2)次に“太さ”を見直す(長距離は太めが基本)
長距離・大電流は太めが安全側です。ケーブルが熱い/柔らかい/臭いときは危険サインなので停止して見直します。
(3)コードリールは“全部出す”(発熱対策)
巻いたまま運用すると熱がこもりやすく、発熱・焼損の原因になり得ます。基本は全部引き出して使います。
STEP4:負荷の並べ替え(バランス不良を直す)
同じ発電機でも、負荷の置き方(回路の分け方)で安定度が変わります。
- 照明系は可能なら回路を分け、他の大きい負荷(ヒーター・モーター等)と同居させない
- 同時投入を避け、段階投入にする(追加負荷の“入れ方”を変える)
- 三相が絡む現場は、相の偏り(片寄り)を疑う(分電で整理する)
【転】今回の真相:ケーブル+バランス不良の合わせ技だった
現場の“あるある”
- 照明がある場所が遠く、延長を継ぎ足していた
- コードリールが巻いたままの区間があった
- 別回路に分けず、照明と他負荷を同じ系統に集約していた
発電くん:「原因は“発電機だけ”じゃない!配電とケーブルで安定するよ!」
【結】発電くんの解決:チラつき停止!
- 延長の継ぎ足しを減らし、可能な範囲で距離を短縮
- 長距離区間を太めケーブルに変更(発熱サインも解消)
- 照明を別回路に分け、負荷を並べ替えして安定化
結果:照明のチラつきが止まり、明るさが安定。
発電くん:「困ったら測定(どこで落ちる?)→ 電圧降下 → ケーブル → 負荷の並べ替えの順で攻めよう!」
それでも直らない時:回転ハンチング(回転数の上下)を疑う
全体が周期的にチラつく、エンジン音も周期的にうなる/回転が上下する感じがある場合は、回転数の上下(ハンチング)や 出力不安定(AVR・ガバナ・燃料系など)の可能性もあります。無理に継続せず、専門業者へ相談を推奨します。
現場→相談が早い「コピペ用メモ」
このままフォームに貼ると、解決が早いです:
・チラつく範囲:一部(遠い照明だけ)/全部
・発生タイミング:負荷追加直後/常時/周期的
・テスター測定:発電機出口/分電(あれば)/照明末端(どこで電圧が落ちる?)
・ケーブル:長さ、本数、継ぎ足し有無、太さ、コードリール(巻いたまま有無)
・分電:あり/なし(照明を別回路にしているか)
・他の負荷:モーター系やヒーター系が同じ系統にいるか
法令・公表資料(参考リンク)
⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。
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