2026.02.10

教えて発電くん!発電機の現場事件簿#004「つないだ機器が壊れた気がする」事件(電圧・周波数/過負荷・配線)

最終更新日:2026.02.10
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教えて発電くん!発電機の現場事件簿#004「つないだ機器が壊れた気がする」事件(電圧・周波数/過負荷・配線)

教えて発電くん!発電機の現場事件簿#004「つないだ機器が壊れた気がする」事件(電圧・周波数/過負荷・配線)

(情報整理:2026年2月時点)
「つないだ機器が壊れたかも…」と思ったとき、実は機器そのものではなく“電源側(発電機・配線)の状態”が原因のことがあります。
※本記事でいう「つないだ機器」は発電機につないでいる使用機器(負荷側)の意味です。
50Hz/60Hzは地域・発電機設定で異なるため、現場の前提Hzと発電機の設定が一致しているか確認してください。
今回は、現場で多い 過負荷運転による周波数低下/電圧変動/仮設の接続ミス を、 測るポイントを絞る(電圧/周波数)→負荷を減らす→配電見直し の順で、発電くんが「疑い」を安全に切り分けます。
※本記事は一般情報です。つないだ機器の故障を断定せず、危険な作業は避ける構成です。

発電くん

発電くん:

「“壊れた”って決めつける前に、まずは電圧周波数! ここだけ押さえると、原因の方向が見えるよ」

✅ 工場のBCP対策:災害・停電の前に「発電機レンタルの事前協議(優先手配に向けた段取り)」をしませんか?

緊急時は手配が集中し、発電機だけでなくケーブル/分電/燃料まで含めた準備が遅れがちです。
平時に必要容量・設置条件・稼働時間(燃料運用)を整理して、復旧を早める体制を一緒に作ります。

※フォーム冒頭に「BCP事前協議」または「緊急/災害」と記載し、拠点(市区町村)・想定稼働時間・重要負荷(分かる範囲)を添えてください。

現場レポート:「さっきから挙動がおかしい…壊れた?」

作業員:「電動工具が止まったり、制御盤にエラーが出たり…これ壊れた気がします」

発電くん:「落ち着いて! “壊れた”の前に、電圧と周波数が安定してるかを見よう。電源が揺れると、つないだ機器が守りに入ることがあるよ」

作業員:「え…電源が原因で“壊れたみたいに見える”ことがあるんですか?」

STEP0:安全の約束(危険サインがあれば即停止)

  • 焦げ臭い/煙/異音/ケーブルが熱いなどがあれば、運転を止めて点検を優先。
  • 仮設配線の敷設・修理・改造など電気工事に当たる作業は有資格者領域。無理に行わない。
  • 「とりあえず何度も入れ直す」は避ける(原因未特定の再投入はリスク)。

原因あるある(“壊れた気がする”を作る3つの疑い)

原因①:過負荷運転 → 周波数低下(エンジン回転が落ちる)

発電機は負荷が重すぎると、エンジン回転が下がりやすくなります。すると周波数(Hz)が下がる方向に振れ、つないだ機器側が保護動作・エラー・動作不安定になることがあります。

原因②:電圧変動(負荷の入れ方・ケーブル条件・接触不良など)

大きな負荷のON/OFFや、長い・細いケーブル、継ぎ足し、接触不良などで、現場側の電圧がフラつくと、つないだ機器が不安定になりやすいです。 「照明が一瞬暗くなる」「モーターが唸る」などが同時に起きるときは、電源側の揺れを疑います。

原因③:仮設の接続ミス(電圧の取り違え・配電の組み方の不整合など)

例として、つないだ機器が想定する電源(100V/200V、単相/三相、接地の前提など)と現場の取り回しが合っていないと、 “壊れたような症状”になることがあります。ここは断定せず「疑い」として、配電の整理・確認が重要です。

発電くんの解決:3ステップで“電源の疑い”を切り分ける

STEP1:測るポイントを絞る(電圧/周波数)

発電くん:「測るのは2つだけ! 電圧周波数

  • できれば発電機の表示・計器で確認(無理に盤を開けない)
  • 表示がない場合は、安全な方法で使える測定器(プラグイン型など)を活用
  • “発電機の出口”と“つないだ機器の近く”で電圧(V)の差が大きいときは、配線・ケーブル側の疑いが濃い(長さ・太さ・継ぎ足し・接触不良など)
  • ※周波数(Hz)は同一系統なら基本同じ値になりやすく、主に発電機側の回転数(負荷状態)の影響を受けます

STEP2:負荷を減らす(過負荷の疑いを潰す)

まずはつないだ機器を守るために、不要な負荷を落とす、大きい負荷を順番にOFFして、電圧・周波数が安定するか見ます。
安定するなら「つないだ機器故障」ではなく、容量不足/同時使用/負荷の入れ方が原因の可能性が上がります。

  • 大型負荷(ヒーター、溶接、コンプレッサ等)は優先的に切り分け
  • 起動が重い機器は単独起動→安定後に他負荷
  • 改善しない場合は無理に続行せず、条件を整理して相談

STEP3:配電見直し(“揺れやすい構成”を直す)

つないだ機器が繊細(制御盤、PC、通信機器、計測器など)な場合は、特に配電の組み方が重要です。
ここでは「やるべき方向性」を示し、配線変更そのものは有資格者で対応します。

  • 繊細な機器は専用回路(別系統)へ(大きい負荷と同居させない)
  • 長距離はケーブル条件(長さ・太さ・継ぎ足し)を見直す
  • 分電で回路を分ける(負荷の追加があっても揺れにくくする)
  • 接続の整合(電圧・相・取り出し)に不安がある場合は、有資格者に確認

【転】今回の真相(疑い):過負荷+電圧変動が重なっていた

  • 追加負荷を入れたタイミングで、つないだ機器が停止・エラー
  • 同時に照明の明るさが揺れる(電源が揺れているサイン)
  • 不要負荷を落とすと、電圧・周波数が落ち着き、症状が軽くなる

発電くん:「この動きなら、まずは電源側の揺れを疑って正解! “壊れた”の前に手順どおり潰していこう」

【結】発電くんのまとめ:疑いを潰す順番が命

  1. 電圧/周波数を確認(電圧は“発電機の出口”と“つないだ機器の近く”の差も意識)
  2. 負荷を減らす(過負荷の疑いを潰す)
  3. 配電を見直す(繊細なつないだ機器を別系統へ/回路分け)

発電くん:「“壊れた”は最後! まずは電源が安定しているかを確認して、つないだ機器を守ろう」

※症状が続く場合は、つないだ機器メーカー・有資格者・レンタル会社に相談して安全に切り分けを進めてください。

現場→相談が早い「コピペ用メモ」

このままフォームに貼ると、解決が早いです:

・症状:停止/エラー/動作不安定(いつ・何をしたら)
・電源条件:単相/三相、100V/200V、周波数(50/60)
・計器値:電圧(V)/周波数(Hz)の表示があるか、変動の有無
・負荷:つないでいる機器一覧(大きい負荷・起動が重い機器)
・配線:ケーブル長、太さ、継ぎ足し有無、分電の有無(回路分け)
・発生タイミング:追加負荷ON時/常時/周期的

法令・公表資料(参考リンク)

⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。

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