2026.02.18

教えて発電くん!発電機現場事件簿#007「モーターが逆回転」原因は逆相(相順)事件

最終更新日:2026.02.17
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教えて発電くん!発電機現場事件簿#007「モーターが逆回転」原因は逆相(相順)事件

※ 情報整理:2026年2月(日本時間)

教えて発電くん!発電機現場事件簿#007「モーターが逆回転」原因は逆相(相順)事件

「ポンプの吐出が弱い」「コンベアが逆に動く」「コンプレッサの回転方向が逆っぽい」――三相モーターの現場で定番のトラブルが逆相(相順)です。
原因あるあるはシンプルで、ほとんどが相順未確認のまま結線
今回は、相順確認 →(有資格者による)是正 → 再発防止(表示・手順書)の順で、発電くんが安全最優先で案内します。

発電くん

発電くん:

「三相は相順が命!“200V出てるのに変だな”と思ったら、まず検相(相順確認)だよ」

 

✅ 工場のBCP対策:災害・停電の前に「発電機レンタルの事前協議(優先手配に向けた段取り)」をしませんか?

緊急時は手配が集中し、発電機だけでなくケーブル/分電/燃料まで含めた準備が遅れがちです。
平時に必要容量・設置条件・稼働時間(燃料運用)を整理して、復旧を早める体制を一緒に作ります。

※フォーム冒頭に「BCP事前協議」または「緊急/災害」と記載し、拠点(市区町村)・想定稼働時間・重要負荷(分かる範囲)を添えてください。

現場レポート:ポンプが“逆向き”?吐出が出ない!

作業員:「昨日まで普通だったのに、今日はポンプの様子が変で…」

発電くん:「移設・仮設・結線し直しがあったなら、まず逆相(相順)を疑おう!」

作業員:「相順って、確認しないと分からないんですか?」

STEP0:安全の約束(ここは断定せず安全最優先)

  • 回転体・ベルト・ファンなどがある機器は、不用意に近づかない(巻き込まれ注意)。
  • 逆回転が疑われる場合は、継続運転しない(ポンプやコンプレッサは損傷リスク)。
  • 相の入れ替え等の配線変更は有資格者で対応(無理に触らない)。

原因あるある:相順未確認で結線(逆相)

三相モーターは、電源の相順が逆になると回転方向が反対になることがあります。
据付設備の保守や、可搬機器の移動後の接続で誤配線が起きやすいため、検相(相順確認)が再発防止の王道です。

発電くんの解決①:相順確認(検相器が基本)

  1. 機器銘板で「三相」「3φ」「200V」等を確認(単相と混同しない)。
  2. 検相器(相順チェッカー)で、電源側の相順を確認。
  3. 機器に回転方向の矢印表示がある場合は、安全に確認できる条件で方向を照合(無理な運転はしない)。

発電くんメモ:“回らない”も相順トラブルのことがある

  • 機器や保護リレーによっては、逆相(相順異常)を検知して起動させない(保護動作)ケースがあります。
  • 「唸る」「保護が落ちる」など症状が出たら、原因を断定せず切り分けを優先します。

発電くんの解決②:(有資格者による)是正の考え方

逆相(相順)の是正は、一般に三相のうち任意の2相を入れ替えることで回転方向を反転できます。
ただし、現場では感電・アーク等の危険があるため、有資格者が、規程・安全手順に従って実施します。

安全な進め方(概略):

  1. 停止:負荷停止 → 電源遮断(必要に応じてロックアウト/表示)
  2. 確認:無電圧確認・検相結果の記録
  3. 是正:有資格者が規程に沿って対応
  4. 再確認:検相 →(安全条件で)回転方向確認
  5. 復旧:表示更新・手順書に反映

※具体的な結線作業・端子操作は危険性が高いため、本記事では詳細手順の断定・誘導は行いません。

発電くんの解決③:再発防止(表示・手順書・チェックリスト)

(1)表示:現場で“迷わない”状態を作る

  • 分電盤・プラグ・ケーブルに相識別ラベル(例:発電機側=U/V/W(必要に応じてN)、設備側=R/S/T(L1/L2/L3))
  • 機器側に回転方向矢印と「検相必須」表示
  • 接続点(発電機側/分電側)に検相済み日付・担当の記入欄

(2)手順書:移設・仮設時の“必須工程”にする

  • 接続後の最初の一手=検相(相順確認)」を手順に固定
  • 「回転方向確認(安全条件で)」を、運転開始前チェックに追加
  • 異常時(逆回転疑い)の停止・連絡フローを明文化

(3)設備対策:逆相(反相)検出(必要に応じて)

逆相が致命的になる設備は、保護機器でリスク低減を図る考え方もあります。
メーカー資料では「反相」と表現されることもあります(意味は相順が逆のこと)。
導入可否は設備・用途により異なるため、専門者と相談して決めます。

【転】今回の真相:移設後に相順未確認で結線していた

  • 移設・仮設で結線し直しがあった
  • 検相(相順確認)を省略していた
  • 回転方向が逆になり、性能不良や異常が発生(疑い)

発電くん:「結線後は必ず検相! ここをルール化すると事件が激減するよ」

【結】発電くんのまとめ:相順→是正→仕組み化

  1. 相順確認:検相器で確認(記録する)
  2. 是正:有資格者が規程に沿って対応 → 再確認
  3. 再発防止:表示・手順書・チェックリストで“省略できない工程”にする

現場→相談が早い「コピペ用メモ」

このままフォームに貼ると、解決が早いです:

・機器:ポンプ/コンプレッサ等、型式、銘板(三相/電圧/周波数)
・症状:逆回転疑い/吐出不良/異音/保護動作(いつから)
・作業履歴:移設・結線し直しの有無、検相の実施有無
・電源:発電機型式、分電の有無、取り出し(三相200V等)
・確認:回転方向矢印の有無、検相結果(正相/逆相)

法令・官公庁(参考リンク)

技術解説(参考リンク)

⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。

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