インバーターとコンバーターの違い、意外と知らない?発電機で困らないための超基本 教えて発電くん!
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現場で役立つ「発電機の超基本」を、発電くんがやさしく解説するよ!
インバーターとコンバーターの違い、意外と知らない?発電機で困らないための超基本
更新日:2026-02-02(日本時間)
⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。
「インバーター」「コンバーター」って言葉、似ていて混乱しがちです。
でも、発電機まわりでは“負荷の中身”を理解しておくと、容量不足やトラブルを避けやすくなります。
※「インバーター発電機(発電機側の方式)」と「インバーター制御(負荷側のモーター制御)」は意味が異なるため、この記事では主に“負荷側の電源変換”として説明します。
まず結論(30秒でわかる)
- コンバーター:AC(交流)をDC(直流)にしたり、DC同士を変換したりする(=“直流を作る/整える”側)
例:DC-DCコンバーターで 24V→12V(車載/建機の24V系で12V機器を使う)、12V→48V、24V→48V のように直流の電圧を作り直す - インバーター:DC(直流)をAC(交流)にする(=“交流を作る”側)
例:モーター用インバーターは回転数制御のため、周波数に合わせて交流の電圧も調整する(V/f制御など) - 現場でややこしい理由:「インバーター制御のモーター機器」は「コンバーター → インバーター」をセットで持つことが多い(一方、充電器・PC・LEDなどは主にAC→DC側が中心)
豆知識:なぜ「コンバーター制御」と言いにくい?
「インバーター制御」は回転数(周波数)を変えて機械の動きを直接コントロールするので、効果が分かりやすく呼び名として定着しています。
一方「コンバーター」は電源を作る/整える(AC→DC・DC→DC)役割が中心で、製品では「スイッチング電源」「PFC」など別の呼び方で表現されることが多いです。
✅ 工場のBCP対策:災害・停電の前に「発電機レンタルの事前協議(優先手配に向けた段取り)」をしませんか?
緊急時は手配が集中し、発電機だけでなくケーブル/分電/燃料まで含めた準備が遅れがちです。
平時に必要容量・設置条件・稼働時間(燃料運用)を整理して、復旧を早める体制を一緒に作ります。
※フォーム冒頭に「BCP事前協議」または「緊急/災害」と記載し、拠点(市区町村)・想定稼働時間・重要負荷(分かる範囲)を添えてください。
ステップ1:図で覚える(これだけで混乱が減ります)
電気の“形”が変わる流れ
発電機のAC(交流) ↓ コンバーター(整流:AC→DC) DC(直流) ↓ インバーター(逆変換:DC→AC) 機器が欲しいAC(周波数や電圧を制御した交流)
ポイント:「コンバーター=直流を作る」「インバーター=交流を作る」と覚えると、現場ではほぼ困りません。
ステップ2:発電機の相談で“重要になる”のはどこ?
現場では合計kWだけで選ぶと外しやすいので、入力電流(A)やkVA、そして同時に入れるタイミングがポイントになります。
① 充電器・LED・PCが多いと、発電機が苦しくなることがある
スマホ充電器、ノートPC、LED照明、音響機器などは、内部でAC→DC(コンバーター)を使うことが多いです。
このタイプは、条件によっては短い時間に電流がドカッと増えやすいため、合計kWだけ見ていると「思ったより発電機がしんどい」ことがあります。
現場あるある
- 合計kWは低いのに、点灯/起動タイミングで不安定
- 電圧が一瞬落ちて機器が再起動
- ブレーカーが落ちる(起動が重なると起きやすい)
② 「インバーター制御のモーター」は起動や負荷変動に注意
ポンプ・ファン・コンプレッサーなどのモーター系で「インバーター制御」と書いてある機器は、内部にコンバーター+インバーターを持つのが一般的です。
起動方法や設定で挙動が変わるため、台数・起動順・同時運転の条件が重要になります。
ステップ3:見分け方(現場で一番早いチェック)
- ACアダプタが付く機器:ほぼ確実に中でAC→DC(=コンバーター)しています
- 「インバーター制御」と書いてある:中でDC→AC(=インバーター)でモーターを回すタイプの可能性が高い
- 銘板は“出力”より“入力”を見る:入力電圧、入力電流(A)、kW/kVA、単相/三相、Hz
ステップ4:発電機選定で失敗しにくい「5つの手順」
- 負荷を3つに分類:①ヒーター等 ②モーター ③充電器/LED/PCなど(整流を持つ機器)
- 銘板情報を集める:入力V、A、kW/kVA、単相/三相、Hz、台数
- 同時起動があるか確認:起動が重なると“瞬間的に”必要容量が増える
- ケーブル条件も確認:距離が長いほど電圧降下が増えやすい
- 不明点は早めに相談:写真(銘板)と負荷リストがあると一気に早い
安全と法令の話(短く要点だけ)
建物側の配線に接続する・切替盤を触る等の作業は、内容によって電気工事士などの資格が必要になる場合があります。
一方で、条件付きで資格不要と整理される「軽微な工事」もあります。
安全と法令順守のため、現場条件に応じて有資格者へ依頼してください。
法令・公的資料(2026-02-02時点で参照しやすいリンク)
- 電気設備に関する技術基準を定める省令(e-Gov):https://laws.e-gov.go.jp/law/409M50000400052/
- 電気事業法 告示・内規等(技術基準の解釈・最新版案内):https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/law/denjikokuji.html
- 電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とは(PDF):https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/files/1-3keibi.pdf
まとめ:この2行だけ覚えればOK
- コンバーター:直流を作る/整える(AC→DC、DC→DC)
- インバーター:交流を作る(DC→AC)
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