イベントで発電機を使う時にやるべき3つのこと
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イベントで発電機を使う時にやるべき3つのこと
※本記事は 2026年1月8日 時点の法令・公表資料にもとづき整理しています。
屋外イベントやフェス、仮設の展示会などで大活躍する発電機。でも、「電源が取れればOK!」と思っていませんか? 実は、イベントで発電機を使うには、ちょっとした“お作法”があります。
今回は、イベントで発電機を安全・スムーズに使うために、最低限押さえておきたい「3つのポイント」を、現場の失敗例やチェックリストも交えてご紹介します!
✅ 工場のBCP対策:災害・停電の前に「発電機レンタルの事前協議(優先手配に向けた段取り)」をしませんか?
緊急時は手配が集中し、発電機だけでなくケーブル/分電/燃料まで含めた準備が遅れがちです。
平時に必要容量・設置条件・稼働時間(燃料運用)を整理して、復旧を早める体制を一緒に作ります。
※フォーム冒頭に「BCP事前協議」または「緊急/災害」と記載し、拠点(市区町村)・想定稼働時間・重要負荷(分かる範囲)を添えてください。
✅ 1. 燃料の量に注意!「指定数量」と「少量危険物」の考え方
消防法(危険物規制)は、燃料の“使用量”ではなく「貯蔵・取扱いの量(貯蔵量)」を基準に規制がかかります。
一般に、指定数量以上は「危険物施設(許可等)」、指定数量の5分の1以上~指定数量未満は「少量危険物(火災予防条例で届出等)」として扱われます。
※届出要否や運用は自治体(火災予防条例)で異なるため、必ず管轄消防署に事前確認してください。
| 燃料の種類(代表例) | 指定数量 | 「5分の1」目安 |
|---|---|---|
| ガソリン | 200L | 40L |
| 軽油・灯油 | 1,000L | 200L |
| 重油(例:A重油) | 2,000L | 400L |
混載時は要注意! 品名が異なる危険物を同一の場所で貯蔵・取扱う場合、指定数量は倍数(比率)で合算して判断します。
例:ガソリン80L+軽油300Lの場合、
80/200 + 300/1000 = 0.4 + 0.3 = 0.7 → (運用上)「少量危険物」扱いとなり届出等が必要になる可能性があります。
POINT: 「複数のテントに分けて置いているから大丈夫」ではなく、同じ場所として扱われると合算になることがあります。迷ったら消防署に確認が最短です。
参考リンク:
・危険物の指定数量(法令根拠):e-Gov「危険物の規制に関する政令」
・少量危険物の考え方(自治体例):さいたま市(少量危険物の届出)
✅ 2. 設置場所は大丈夫?「排気・騒音・周囲との距離」に配慮
- 排気対策: 排気ガスは人やテントに向けない。換気の悪い場所では一酸化炭素中毒の危険があります。
- 騒音対策: 近隣や観客への配慮で、防音型や静音仕様を選ぶ。会場規程や自治体の騒音条例(時間帯・地域)も確認しましょう。
- 設置安定性: 平坦で固い場所に置く。キャスター付きは必ずストッパー、地面が土なら養生板で沈み込み防止。
- 火気・可燃物との距離: 離隔を確保し、燃料容器や可燃物を近接させない。
- 感電・漏電対策: 雨天では防雨コンセント、ゴムキャップ、アースを確実に。必要に応じて漏電遮断器も。
POINT: 「音・煙(排気)・熱・転倒・感電」5つのリスクを意識して配置しましょう。
✅ 3. 事前に消防署・会場管理者と連携を!
イベント当日に「これじゃ設置できません」と言われて慌てるケースも少なくありません。以下を事前に確認しましょう:
- 発電機の台数・定格出力・型式(騒音値・排ガス条件など)
- 燃料の種類・最大保管量・容器の種類(適合容器か)
- 搬入ルートと給油タイミング(観客動線と重ならない)
- 消火器・標識・立入制限(養生)の配置計画
- 消防署への届出が必要か(少量危険物/危険物施設)
POINT: 会場によっては「安全管理責任者」等の承認が必要になる場合もあります。
🔍 まとめ:イベント発電機の3か条
- 燃料量(貯蔵・取扱い量)をチェックし、届出や許可の要否を確認!
- 設置場所は“音・排気・距離・安定・感電”をチェック!
- 消防署・会場・関係者と事前相談!準備が最大の安全対策!
楽しいイベントを成功させるために、発電機の安全対策は欠かせません。電気の安心は、イベントの笑顔につながります!
💡 教えて発電くん!ミニQ&A

Q1. 20L携行缶を5缶(100L)置くと届出は必要?
A. ガソリンの指定数量は200L、5分の1は40L。100Lは超えるため、(運用上)少量危険物として届出対象になる可能性があります。自治体運用があるので管轄消防署へ確認してください。
Q2. 雨の日にテント内で発電機を回してもいい?
A. 危険です。 排気が滞留して一酸化炭素中毒の恐れがあります。必ず屋外で換気を確保し、排気が人に向かない配置にしてください。
Q3. 燃料はどんな容器に入れればいい?
A. 原則は消防法の基準に適合した運搬容器を使います。分かりやすいのはKHK表示等のある携行缶(主に金属製)です。
また、制度改正により、条件を満たす一部プラスチック容器(UNマーク等・10Lまで・製造から5年以内等)も認められる場合があります。
なお、灯油用ポリタンクにガソリンを入れるのは不可です。
参考リンク:
・KHK(危険物保安技術協会):試験確認(基準適合性表示)
・プラ容器の条件例(自治体周知):長野市(ガソリン容器の基準)
⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。
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