2025.03.31

発電機の仕組みをわかりやすく解説!

最終更新日:2025.09.19
  • 知識
発電機の仕組みをわかりやすく解説!

最終更新:2025-09-19(一般的な技術解説)

発電機って、なんで電気が作れるの?

「発電機って、なんで電気が作れるの?」——そんな疑問、ありませんか?

今回は、可搬型発電機の基本的な仕組みを、できるだけカンタンに説明します。理科がニガテでも大丈夫😊

発電の原理は「磁石」と「コイル」

発電の仕組みはとってもシンプル。

導体(コイル)と磁石(磁界)が相対的に動く、または磁束が時間的に変化すると電気(起電力)が発生します。これを電磁誘導といいます(ファラデーの法則)。

磁石とコイルで電磁誘導により電気が発生するイメージ図
▲ 自転車ハブダイナモの原理もこれと同じ!

つまり、回転で磁束を変化させることが発電のカギなんです。

発電機の中身はこうなっている!

実際の可搬型発電機は、主に次のパーツで構成されています:

部品名 はたらき
エンジン ガソリンや軽油で回転力(機械エネルギー)を生む
発電部(オルタネーター) 回転による磁束変化から電気エネルギーを取り出す
制御部(AVR/インバーター等) 電圧や周波数、波形を安定化する
出力端子(コンセント) 負荷(家電・機械)へ安全に電力を供給する

※ほかに燃料タンク、ブレーカ(過負荷・短絡保護)、防音カバー等の装備があります。

可搬型発電機の主な構成(エンジン・オルタネーター・制御部・出力端子)
▲ 可搬型発電機の主な構成

🌀 エンジンが回る → 磁束が変わる → 電気ができる! という流れです。

家庭用と業務用ではどう違う?

家庭向けの小型機は主に単相100V(一部は100/200V切替)で、コンパクト&静音。キャンプや災害時に活躍します。

一方、業務向けは単相100/200V三相200V(3φ)に対応し、溶接機や大型機械など高出力が必要な現場で使われます。

💡 三相って? 3本の相で電力を効率よく送る方式。モーターや大型機器で一般的です。
※日本は東が50Hz、西が60Hzエリア。インバーター式以外は地域周波数に合わせて機種を選びましょう。

インバーター発電機ってなに?

最近よく聞くインバーター発電機は、いったん交流を直流に整流し、そこからきれいな交流(正弦波)再変換する方式です。

  • 🖥 パソコンやテレビなど精密機器にも安心(波形が安定、ノイズが少ない)
  • 🎧 静かで燃費が良い(エコスロットルで回転数を最適化)

※同出力帯で比べると、一般的に価格はやや高めです。

安全メモ(超重要)

  • 屋外の換気良好な場所で使用(一酸化炭素中毒防止)。
  • 雨天時は防雨対策とアース接続。濡れた手での操作はNG。
  • 建物の分電盤へ給電する場合は逆潮流を防止する切替開閉器等の適切な設備・手順が必須(有資格者に相談)。

まとめ|発電機のしくみは意外とカンタン!

発電機は「回転で磁束を変える → 電気ができる」というシンプルな原理で動いています。使うシーンに合わせて、出力・電圧(単相/三相)・周波数・燃料タイプ・静音性などを選べば、災害時・現場・イベントで大活躍!

📩 「どの発電機を選べばいいか迷ってる…」という方は、お気軽にご相談ください!
専門スタッフがわかりやすくご案内します。お問い合わせフォーム

⚠️ 法令・通達は改正される場合があります。最新情報は必ず所轄官庁の公表資料をご確認ください。


\ 発電機.jpからのおしらせ/
発電機レンタル・購入は 発電機.jp におまかせ!

国内トップクラス 2,800台超 の在庫から、
現場にピッタリの機種をスピード手配します。

便利な無料ツールもご用意しています。お気軽にご利用ください!

📞 直接のお問合せはこちら

新日本建販㈱  ☎ 0545-53-3100(全国対応)
担当:漆畑(ウルシバタ)
urushibata@njm.co.jp

© 2025 発電機.jp – 発電機のレンタル・販売専門サイト